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【製品含有化学物質管理】新たな情報伝達スキーム chemSHERPA 対応を開始

このたび弊社は、経済産業省が推進する製品含有化学物質管理(CMS)の新たな情報伝達スキームである chemSHERPA への対応を開始しました。

電気電子分野のサプライチェーンにおける「環境調査」の方法には、主にJAMP(アーティクルマネジメント推進協議会)のMSDSplus / AISツールと、旧JGPSSI(グリーン調達調査共通化協議会)調査回答ツール(現在VT62474)があります。
これらの標準的な枠組みのほか、各社の独自様式や自動車分野のIMDSなどがあります。
chemSHERPAは、これらの情報伝達スキームを包括し、さらに日本発の国際標準化を目指すものとして、その普及が期待されています。

弊社は、より広範囲に調査対象物質をカバーするMSDSplus / AISを利用してCMSを運用してまいりましたが、大手得意先様がchemSHERPAへの移行を予定していることや、JAMPツールの開発が来年中に終了予定であることを踏まえて、chemSHERPAへの対応を開始いたしました。

川中企業である弊社としてはサプライヤ様のご協力を得ながら、chemSHERPAによる調査回答にも迅速に対応できるよう努めてまいります。
なおJAMP AISや旧JGPSSI回答ツールでの情報伝達にも引き続き対応いたしますので、お気軽にご用命下さい。

皆様の環境品質管理のパートナーであり続けられますよう、取組みを進めて参ります。
今後とも、弊社の環境配慮活動へのご理解とご愛顧をよろしくお願い申し上げます。

参考URL: 製品含有化学物質 情報伝達スキーム chemSHERPA

chemSHERPAとは?

経済産業省がchemSHERPAを推進する背景は以下の通りです。
<以下、経産省Webサイトより引用いたします>

安全確保を大前提としたサプライチェーンにおけるビジネスリスク、ビジネスコストの低減を目的として、サプライチェーンにおける製品に含有される化学物質の新たな情報伝達スキームの具体化を図り、chemSHERPA(ケムシェルパ)を2015年10月に公開した。
chemSHERPA は、①信頼できる効率的な製品中の化学物質の情報伝達スキームとして多種の製品や業界で使用できること、②情報の「責任ある提供」を確保するために「共通の物質リストを基本とする成分情報」及び「法規制への遵法情報」を提供できること、を念頭に設計されている。現在、このスキームは産業界の自主活動として位置づけられ、2016年4月からアーティクルマネージメント推進協議会(JAMP)により運営されている。

参考URL: 製品含有化学物質の情報伝達に係る最近の状況について
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