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近赤外~遠赤外の波長域のバンドパスフィルタ(BPF)をご紹介いたします

バンドパスフィルタ(BPF)のご紹介 2



バンドパスフィルタ(BPF)は、任意の波長帯を透過させ、それ以外の波長帯をカットする光学部品です。
光学センサや画像処理、検知器などに対するノイズ除去を受光部で担います。
弊社の薄膜技術により高精度なフィルタ機能をご提供いたします。

下記に赤外BPF(近赤外~中赤外~遠赤外)をご紹介いたします。

近赤外・通信用BPF (λ=1,064nm / 1,550nm)

通信用光ファイバーの光損失が最も低くなる1,550nmは、長距離通信の伝送ロス低減のために選択されます。
またNd:YAGレーザーの中心波長は1,064nmで、医療用・産業用・研究開発用に最も一般的に用いられます。

用途: デジタルケーブルTV基地局用 ネットワーク映像回線用 Nd:YAGレーザー用 (1,064nm)

中赤外BPF (λ=2.75μm / 3.3μm / 4.25μm/ 4.75μm)

中赤外域(2.5~4 μm台)のBPFです。 二酸化炭素(CO2)は2,349cm-1(4.25μm)、メタン(CH4)は3,300cm-1(3.3μm)に吸収スペクトルを持ちます。
BPFを用いることにより効率的に特定波長を透過させることが出来ます。

用途: ガス検知器 火災報知器
なお屋外、工場ラインで利用されている熱感知センサーの赤外レンズへの撥水、撥油コートも可能です。

詳しくは、新技術情報・機能性薄膜技術をご覧ください。

遠赤外BPF

人間の体温をはじめ熱感知に利用できる波長帯のBPFです。
人工衛星や飛行機から地表・雲の温度分布を調べることができるため、地球温暖化現象の調査にも欠かせない技術となっています。
夜間も観測できるほか、可視光と比べて波長が長いため空気のノイズによる影響を受けにくいメリットがあります。

用途: リモートセンシング 観測センサー

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